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ペットの犬や猫の口の中にいる細菌

「カプノサイトファーガ属菌」

が人間に感染し、
０２年以降だけで６人の死者が出たことが、

国立感染症研究所獣医科学部の
今岡浩一室長らの調査で分かったそうです。

感染して発症する確率は低いものの、
発症すれば重症化する恐れがあり、
ペットとキスをするなど過度な触れ合いを避けるよう、

厚生労働省は全国の自治体や医師会、
獣医師会などに文書で詳しい情報を発信したんだって。


小さい子なんて特に気をつけなくちゃいけないですよね。
ほら、よく子供が生まれる前から飼っているペットなら、
生まれたときからペットがいるわけですから、

子供とはまるで兄弟みたいにじゃれ合ったりしているでしょう？

やっぱ、まずいと思うわ。
もちろん感染する確立はとても低いと言うことですけれどね。
もし・・・

っていうことがあるんだもの。


今岡室長らは学会報告などの検索で、
０２～０９年に４０～９０歳代の１４人（男９人、女５人）の患者を確認。

いずれも重症例で６人が死亡し、
１４人中１１人は全身で細菌感染による炎症が起きる危険な敗血症になっていたそうです。

感染原因は
▽犬にかまれた６例
▽猫にひっかかれた４例
▽猫にかまれた２例
▽不明２例だった。

　
さらに首都圏の動物愛護センターで犬３２５匹、猫１１５匹の口の中を調べると、
カプノサイトファーガ属の中で人間が重症化しやすい

「カプノサイトファーガ・カニモルサス」

という菌を犬７４％、猫５７％が持っていたそうです。
健康な犬、猫が持つ常在菌と見られているんだって。

でもその菌が人間にとっては命取りになることもあるということなんだよね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100618-00000057-mai-soci